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フィアット・クライスラー・オートモービルズは18日、2人乗りの新型スポーツカー「フィアット 124 スパイダー」を、まずは主要市場となる米国で発表した。すでにご存じの通り、現行型「マツダ ロードスター」をベースにイタリアンなデザインとエンジンが与えられた日伊混血のオープン2シーターである。
フィアット 124 スパイダーという名前は、1966年に発表されて20年近くも作り続けられた同名のスポーツカーから受け継いだもの。エクステリア・デザインも、目頭に切れ込んだ丸目のヘッドライトや六角形のフロント・グリル、ボンネットに見られる2つの"パワー・バルジ"など、ピニンファリーナが手掛けた過去の124スパイダーをモチーフとしていることは明らかだ。その車体はマツダ ロードスターと共通だが、ボディ・パネルはフィアットのチェントロ・スティレがデザインした「100%イタリアン」であるという。もっとも三角形のサイド・マーカーなど、マツダと共通の外装パーツもいくつか目に付く。マツダ ロードスターのウインド・スクリーン・フレームが重心の低さを強調するブラックであるのに対し、124スパイダーはレトロなメッキ・フレームを模した(と思われる)シルバーで塗装されている。
今回発表された北米仕様同士で比較すると、全長はフィアットの方がマツダより約140mmも長い。これは単にスタイリングのためだけでなく、トランク・スペースの拡大を狙ったもので、荷室容量にして8.5リッターほど大きいという。また、全幅が5mm、全高は2.5mmほど、フィアットはマツダより僅かに大きい。ホイールベースは共通だ。16インチと17インチが用意されるホイールはフィアットらしいデザインだが、もちろんマツダと同じ4穴。米国版Autoblogからの報告によると、タイヤも共通だったという。
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フィアット、「マツダ ロードスター」に独自のデザインとエンジンを与えた新型「124スパイダー」を発表 originally appeared on Autoblog Japan on Wed, 18 Nov 2015 06:30:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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